年中行事の年賀状
毎年の年賀状は、お正月の恒例行事。
作る段階から「今年はどうしようかなぁ~、誰に送ろうか。」なんて考えるところから楽しいですね♪
最近はたいていの人がPCで作るので、年末になると年賀状用の無料テンプレート、イラスト、画像の需要が増えてきます。
望んでいるものは人によって違います。
出来る限り最新情報を集めて行きますので、よかったら役立てて下さい。
この時期になると、自分の作っていた年賀状の歴史を思い出してしまいます。
記憶があるのは小学生の時からなんですが、
イモ版で作って文字が反対になってしまって、そのまま出したこともありました。
それと併用してあったのが、スタンプです。
毎年使える、門松や羽子板なんかのスタンプがありました。
これは定番なんで飽きてくるんですね。自分で使いたくなくなっちゃう。
またこれかって^^
と言いながら、余白ができたときなんて、とても重宝していました。
次にはまっていたのが、プリントごっこです。
今考えても、なかなかのすぐれものでした。
特に楽しかったのが、小さい電球をセットして、「ピカッ!」と光らせる時です。
あの時はとても不思議な感じでしたね。
その次の工程の絵の具のようなインクを乗せていくのも楽し作業でした。
印刷が進んでくると、絵の具の境界が変わってきて、
はじめと最後では色合いが変わってきます。
今考えるとそれも手作り感があって、良かったです。
印刷が終わると、乾燥させる作業があります。
新聞紙を広げて印刷したインクを乾燥させるのです。
これがすぐ乾かなかったような気がします。
一晩を費やして、年賀状を重ねることができたのは、いつも朝だったような記憶です。
この乾燥作業には、場所が必要なんで、家族で作業日が重なるとさあ大変。
感想場所がなくなってしまうんですね。
といっても、年の瀬が押し迫ってくると結構かち合ったりしていました。
そんな時は、玄関だろうがちょっとしたスペースに年賀状がところ狭しと並ぶことになります。
同じ図案のはがきが新聞紙の大きさ一面に並んでいるのも妙な感じがしていました。
乾燥したら今度は宛名書き、もちろん手書きです。
プリントごっこで作成した裏とのバランスを取るためには、
細い鉛筆やボールペンではつり合いが取れなかったので、
いつもマジックで書いていました。
銘柄とかは覚えていませんが、真っ黒いボディーのキャップを外すタイプのペン。
キャップにはポケットなどに止めておけるようにクリップが付いていました。
年賀状の懐かしい思い出です。
今は、表も裏もパソコンで作成しています。
昔に比べると味気ない年賀状になりました。
手書き部分は裏面に一言書くくらいです。
それでお世話になっている(なった)人に感謝の気持ちを伝えられるので、
年賀状は良いものだと思っています。